食いしばりと鍼灸/高田馬場エリアの鍼灸院といえば高田馬場αはりきゅう院

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食いしばりと鍼灸

その“無意識の力み”が体を疲れさせているかも?

「朝起きたらあごがだるい」「歯がすり減ってきた気がする」「肩や首がガチガチ」
そんなあなた、もしかすると“食いしばり”をしているかもしれません。

食いしばりは、日中の作業中や夜の睡眠中、無意識に歯を強く噛みしめてしまう状態のこと。
放っておくと、あごの筋肉だけでなく、全身にも悪影響が広がります。

食いしばりの原因は?

原因はひとつではありませんが、代表的なものは以下の通りです。

ストレスや緊張

精神的な負担があると、交感神経が優位になり筋肉がこわばります。

噛み合わせの不調

歯並びや顎関節の問題で、無意識に噛みやすい位置を探して力が入ることも。

日常の姿勢

パソコン作業やスマホ操作で首が前に出る姿勢は、あごや首の筋肉を緊張させます。

スポーツや習慣

集中時や力を入れる動作で食いしばるクセが身についてしまうことも。

食いしばりが引き起こす不調

・ 顎関節症(口が開きにくい、カクカク音がする)

・ 歯や詰め物の破損

・ 頭痛や偏頭痛

・ 首肩こり、背中のハリ

・ 耳の詰まり感、耳鳴り

・ 顔のエラ張り(咬筋の発達)


「ただのクセ」と思いがちですが、実はかなり広範囲に影響を与えます。

東洋医学でみる食いしばり

東洋医学では、食いしばりは「気滞(きたい)」「肝火上炎(かんかじょうえん)」などの状態と関連づけられます。


気滞:ストレスで気の流れが滞り、筋肉が緊張

肝火上炎:怒りやイライラで“肝”のエネルギーが上に昇り、あご・こめかみの緊張を引き起こす

腎虚:慢性的な力みや疲労で、顎関節や歯の土台の力が弱まる


東洋医学は「体全体のバランスの乱れ」があご周りの不調に出ていると考えます。

鍼灸でのアプローチ

鍼灸では、あごや顔の筋肉のコリを直接ゆるめると同時に、自律神経や全身のバランスを整えます。

① 顔まわりのツボ

「頬車(きょうしゃ)」「下関(げかん)」「地倉(ちそう)」などで咬筋・側頭筋の緊張をほぐします。

② 首肩のツボ

「肩井(けんせい)」「天柱(てんちゅう)」で噛みしめによる首・後頭部のハリを緩和。

③ ストレス緩和のツボ

「合谷(ごうこく)」「太衝(たいしょう)」で気の巡りを改善し、精神的な緊張を和らげます。

④ 全身調整

「足三里(あしさんり)」「関元(かんげん)」で体のエネルギーを補い、回復力を高めます。

治療の流れと期間

1回の施術で顎の動きや筋肉のやわらかさが変化する人もいますが、長年のクセは何度かの施術が必要です。

週1回ペースで2〜3か月続けると、噛みしめる時間が減ったり、朝の顎のだるさが軽くなる方が多いです。

自宅でできるセルフケア

・ 舌を上あごにつけ、歯は浮かせる
 (上下の歯が接触しない状態を保つ)

・ ホットタオルで顎周りを温める

・ 深呼吸やストレッチでリラックス

・ 寝る前のスマホやカフェインを控える

まとめ

食いしばりは“あごの問題”だけでなく、頭痛や肩こり、全身の不調の原因にもなります。
鍼灸は局所のコリをほぐしつつ、ストレスや自律神経の乱れにもアプローチできるため、根本的な改善が期待できます。

「気づいたら噛んでる…」そんな方は、早めにケアを始めることで体も心も軽くなります。

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