夏:心を養って暑さバテ防止 ~暑さに負けない軽やかな体づくり~/高田馬場エリアの鍼灸院といえば高田馬場αはりきゅう院

お電話でのご予約
03-6273-8887

line_oa_chat_250801_134312_1

夏:心を養って暑さバテ防止 ~暑さに負けない軽やかな体づくり~

東洋医学では、夏は「心(しん)」が主役の季節とされます。 心は血液を全身に巡らせる働きとともに、精神の安定にも深く関わります。夏の強い日差しや高温多湿は、この心に大きな負担をかけます。

1. 夏は「心(しん)」の季節

東洋医学では、夏は「心(しん)」が主役の季節とされます。
心は血液を全身に巡らせる働きとともに、精神の安定にも深く関わります。夏の強い日差しや高温多湿は、この心に大きな負担をかけます。

・心が疲れると、次のような不調が出やすくなります。

・動悸や息切れ

・寝つきが悪い、眠りが浅い

・集中力の低下

・だるさ、食欲不振

・ほてりやのぼせ


これは、夏の暑さで体内の水分が奪われ、血液循環が滞り、心の働きが弱まってしまうことが原因の一つです。

2. 夏バテの正体

現代人の夏バテは、暑さだけでなく「冷房による冷え」や「冷たい飲食物の摂りすぎ」も影響します。
冷たいものばかり摂ると胃腸が冷えて働きが鈍り、栄養や水分をうまく吸収できなくなります。その結果、エネルギー不足で心の負担がさらに増し、だるさや精神的な疲れが強くなります。

また、室内と屋外の温度差が大きいと、自律神経が乱れやすくなり、体温調節もうまくいかなくなります。

3. 鍼灸で心を養う

鍼灸では、心の負担を和らげ、血液循環と自律神経のバランスを整える施術を行います。


・内関(ないかん):手首内側。動悸、不安感、胃の不快感を緩和

・神門(しんもん):手首小指側。精神安定、不眠、心の緊張をほぐす

・足三里(あしさんり):胃腸の働きを高め、全身のエネルギーを補う

・百会(ひゃくえ):自律神経を整え、頭の熱を下げる


さらに、軽く背中(肩甲骨の間)やお腹を温めることで、血流が改善され、心への負担が軽くなります。

4. 夏の養生ポイント

鍼灸に加えて、日常生活でできる夏バテ防止法を意識しましょう。


・冷房は28℃前後、首・足首を冷やさない

・冷たい飲食は控えめに、常温や温かいものも取り入れる

・朝食をしっかり摂る:エネルギー切れを防ぎ、体温調節を助ける

・水分補給はこまめに:麦茶や経口補水液など、ミネラルも一緒に補う

・軽い運動で汗をかく習慣を:散歩やヨガなどで体の巡りを維持

・心を和ませる時間を持つ:趣味や友人との会話も心の栄養

5. まとめ

夏は心がもっとも疲れやすく、体力・精神力の両方に影響が出ます。
鍼灸は血液循環と自律神経を整え、心の負担を軽くし、不眠や動悸、だるさを和らげます。
生活習慣では、冷やしすぎや温度差に注意し、水分・栄養・適度な運動で巡りの良い体を保ちましょう。

心が安定していると、暑い日でも笑顔で過ごせます。今年の夏は、心を労わるケアで、暑さに負けない軽やかな日々を送りましょう。

予約スタッフ画像

高田馬場α鍼灸院では、はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術でお客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

03-6273-8887 予約確認