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過敏性腸症候群と鍼灸~腸の不調を東洋医学で整える~

お腹の調子が日によって変わる、下痢や便秘が交互に起きる、食後にお腹が張る…そんな症状で悩んでいる方は少なくありません。もしかすると、それは「過敏性腸症候群(IBS)」かもしれません。

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群とは、消化器官に器質的な異常はないのに、便通異常や腹痛、ガスや膨満感などの症状が慢性的に現れる状態を指します。
原因は一つではなく、食生活や生活習慣、ストレス、腸内環境の乱れなど複数の要素が関係しています。
近年では、腸と脳をつなぐ自律神経や脳腸相関が注目され、心理的なストレスが腸の働きに直接影響を与えることも知られています。

IBSの症状は人によって異なり、下痢型、便秘型、交互型に分けられます。
症状が日常生活に支障をきたすことも多く、食事や外出に対して不安を感じる方も少なくありません。

なぜ鍼灸がIBSに役立つのか?

鍼灸は東洋医学に基づく治療法で、体の気・血・水のバランスを整え、自然治癒力を高めることを目的としています。IBSの場合、以下のような作用が期待できます。

1.自律神経の調整

腸の働きは自律神経の影響を強く受けます。
過敏性腸症候群では、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、下痢や便秘が起きやすくなることがあります。
鍼灸はツボを刺激することで自律神経のバランスを整え、腸の動きを安定させる効果が期待できます。

2.ストレス軽減

東洋医学では、ストレスや緊張は「気」の流れを滞らせると考えられています。
鍼灸は「気」の流れを整える働きがあるため、心身のリラックスにつながり、IBS症状の改善にも寄与すると言われています。

3.腸の血流改善

鍼灸には血流を促す効果もあります。
腸への血流が増えることで、消化器官の機能がスムーズになり、腹痛や膨満感の軽減が期待されます。

どのように施術されるのか?

IBSの鍼灸治療では、お腹や手足、背中などにあるツボに鍼を刺したり、お灸で温めたりすることが一般的です。痛みはほとんどなく、鍼も細いため不快感は少ないことが多いです。
また、個人の症状や体質に合わせてツボを選ぶため、オーダーメイドの治療とも言えます。

例えば、腹部のツボを刺激することで腸の動きを調整したり、手足のツボで自律神経のバランスを整えたりします。施術中はリラックスできるため、緊張やストレスの軽減にもつながります。

日常生活と併せたケアも大切

鍼灸だけでなく、日常生活でのセルフケアもIBS改善には重要です。
食事の内容や時間、睡眠、軽い運動、深呼吸やストレッチなど、腸に負担をかけない生活習慣を意識することが効果的です。
鍼灸はあくまで補助的な手段ですが、生活習慣と組み合わせることでより良い結果が期待できます。

鍼灸でIBS改善を目指すときのポイント

症状に合わせて施術

下痢型、便秘型、交互型など症状によって治療の方法やツボが異なります。

継続的な治療

1回の施術だけで改善することは少なく、数週間から数か月の継続が効果を実感するためには重要です。

信頼できる施術者を選ぶ

東洋医学の知識と経験を持った鍼灸師に相談することが大切です。

まとめ

過敏性腸症候群は、日常生活に大きな影響を与えることがある消化器系の不調ですが、器質的な異常がないため、薬だけでは十分に改善しないことがあります。
鍼灸は自律神経を整え、腸の働きをサポートする東洋医学的アプローチとして、IBSの症状改善に役立つ可能性があります。

もちろん、すべての症状に即効性があるわけではありませんが、生活習慣の見直しと併せて取り入れることで、心身ともに整った健康的な毎日を取り戻す一助となるでしょう。
お腹の不調で悩んでいる方は、一度鍼灸治療を試してみる価値があるかもしれません。

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