気・血・水からみる「むくみ」の原因と鍼灸/高田馬場エリアの鍼灸院といえば高田馬場αはりきゅう院

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鍼灸

気・血・水からみる「むくみ」の原因と鍼灸

朝起きたら顔がパンパン、夕方になると足が靴に入りにくい… そんな「むくみ」に悩んでいる方は少なくありません。

東洋医学の基本「気・血・水」

東洋医学では、体の健康は「気・血・水」の3つが調和していることで成り立つとされています。

気(き)

生命エネルギー。臓器を動かし、血や水を巡らせる力。

血(けつ)

血液やそれに近い働きをする栄養分。体に栄養と潤いを届ける。

水(すい)

血以外の体液。リンパや体内の水分全般を含む。

むくみは、この「気・血・水」のどこに問題があるかで原因のタイプが分けられます。

むくみの3つのタイプ

① 気虚(ききょ)タイプ ―「巡らせる力」が不足

本来、気は血や水を押し流すポンプの役割を果たしています。しかし疲労やストレス、睡眠不足で気が弱ると、体液をうまく巡らせられず停滞してしまいます。その結果、むくみやだるさが現れやすくなります。

特徴:全身が重だるい、朝からむくんでいる、疲れやすい。

② 血瘀(けつお)タイプ ―「流れ」が滞る

血の巡りが悪くなると、同時に水の流れも滞ります。冷え、運動不足、ストレスなどで血流が滞ると、局所的にむくみやすくなります。特に下半身や顔などに現れやすく、痛みや冷えを伴うこともあります。

特徴:足のむくみが強い、冷えや肩こりもある、皮膚の色がくすむ。

③ 水滞(すいたい)タイプ ―「余分な水」が停滞

腎や脾の働きが弱まり、水分代謝が落ちると、余分な水が体内に溜まりやすくなります。雨の日や湿度の高い日に悪化するのが特徴で、体が重だるい、めまい、吐き気なども出ることがあります。

特徴:下半身や顔がむくむ、天気で症状が変わる、胃腸の不調もある。

鍼灸でむくみにアプローチする方法

鍼灸では、むくみのタイプに応じてツボを選び、気・血・水の巡りを整えていきます。

気虚タイプ

「足三里」「関元」などで気を補い、体全体の巡りを改善。

血瘀タイプ

「三陰交」「血海」などで血流を促進し、滞りを解消。

水滞タイプ

「陰陵泉」「腎兪」などで水分代謝を整え、余分な水を排出。

鍼やお灸の刺激は、自律神経を整えて血流やリンパの流れを良くし、内臓機能をサポートする働きがあります。

単なるマッサージでは届かない「体質改善」にアプローチできるのが鍼灸の強みです。

日常生活でできる「むくみケア」

鍼灸とあわせて、普段の生活習慣を見直すことも大切です。

1.冷えを避ける

冷たい飲食や薄着は水の巡りを滞らせる原因。

2.適度な運動

ウォーキングやストレッチで血流を促進。

3.塩分・水分バランス

塩分の摂りすぎ、逆に水分不足もむくみにつながる。

4.十分な睡眠

気を養い、巡りの力を回復。

ちょっとした心がけで、むくみ体質は改善しやすくなります。

まとめ

むくみは単なる一時的な不調ではなく、体のバランスが崩れているサインでもあります。
東洋医学では「気・血・水」のどこに問題があるかを見極め、体質に合わせてアプローチすることで、根本からの改善を目指します。
「夕方になると足がむくむ」「雨の日は体が重だるい」といった症状は、体が助けを求めているサインかもしれません。

鍼灸で気・血・水を整え、むくみにくい体をつくることが、毎日を快適に過ごす近道になります。

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