パニック障害に鍼灸施術をうけてみてください/高田馬場エリアの鍼灸院といえば高田馬場αはりきゅう院

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パニック障害に鍼灸施術をうけてみてください

パニック障害の施術を高田馬場はりきゅう院は行っています。根治までを目指して症状の緩和や過呼吸など諸症状まで回復への道のりを手助けします。パニック障害でお悩みの方は読まれてください。

心と体の両方に症状が起こる病気

パニック障害の中心的な症状はパニック発作で、強い不安や恐怖といった精神症状に加えて、動悸、めまい、呼吸困難など多様な身体症状があらわれます。心にも体にもトラブルが起こる病気なのです。

脳の機能障害が起こす病気

どんな人でも不安になることはありますが、通常は不安になる何らかの理由があります。しかし、パニック障害の場合は、最初は不安になるような理由は何もないのに、不意に嵐のような不安におそわれ、パニック発作を起こします。これは、脳内の神経伝達物質のバランスがくずれ、自律神経系が発作的な過剰反応を起こすためと考えられています。

パニック発作で死ぬことはない。と認識する大切さ

パニック発作でよくあらわれる身体症状は、動悸、めまい、呼吸困難など。しかし、心臓、肺、脳といった臓器に異常があるわけではありません。パニック発作の身体症状は、ストレスなどで自律神経が極度に緊張するために起こる「自律神経症状」です。

パニック発作→予期不安→広場恐怖症へと進む

パニック発作は、一旦おさまっても再び起こります。発作を繰り返すうち、発作が起こっていないときも発作のことが頭から離れず、また起こるのではないかと不安になります。これが「予期不安」で、パニック障害を特徴づける症状です。さらには、発作が起こりそうな場所や状況を避けるようになり、一人で外出するのが困難になるなど、日常生活に支障が出る「広場恐怖症」をともなうようになります。パニック障害はこの経過をたどりますが、ポイントは広場恐怖症を悪化させないことです。

パニック障害の原因

脳の機能障害や、ストレス、体質の影響

パニック障害は脳内の神経伝達物質のアンバランスがもとで起こる

パニック障害の発病のメカニズムについては、まだ十分に解明されていませんが、パニック発作が起こるときの機能障害についてはだいぶわかってきています。
脳には危険が迫ると警報を鳴らすしくみがあり、不安感や恐怖感を呼び起こして、危険から逃げたり、敵と戦ったりするための気力やエネルギーを奮い立たせます。この警報を鳴らすのが主に「扁桃体」です。
扁桃体は情動の中枢としての役割を持ち、様々な種類の情動にかかわりますが、特に不安や恐怖に深く関与することがわかっています。
不安や恐怖を感じると扁桃体から警報が出て、脳幹部の自律神経の中枢に伝わります。ここでノルアドレナリンが分泌されて、筋肉に血液を送り込んで心拍数を上げたり、血圧を上げたりして、立ち向かう態勢を整えています。
ノルアドレナリンは不安や恐怖を引き起こす神経伝達物質ですが、これをコントロールする神経伝達物質もあります。それがセロトニンで、不安を抑え、平常心を保つように働きます。

パニック障害では扁桃体や大脳皮質、海馬や大脳辺縁系などに分布するセロトニンが何らかの原因で少なくなっているといわれます。
不安や恐怖を抑えるべきセロトニンの働きが弱まっているために、扁桃体からの不安や恐怖の信号が過剰に高まり、その結果自律神経系の発作的な過剰反応、パニック発作が起こると考えられるのです。

ストレスや体質は発症のリスク因子になる

パニック障害の発症にはストレスも大きくかかわります。うつ病をはじめ、多くの精神疾患のリスク因子になることが知られていますが、ストレスは脳にダメージを与えるのです。恐怖感を察知する大脳辺縁系は強いストレス体験が重なると過敏になって、些細なことにも恐怖感を覚えるようになります。また、ストレスが長引くと自律神経にもダメージを与えます。
パニック障害は遺伝性の強い病気ではありませんが、不安を持ちやすい体質を受け継ぐことはあります。体質というのは、脳内の不安に関係する神経伝達物質の合成量や、それを感じる受容体のことで、生まれながらに持っている体質の違いがあると考えられるのです。
パニック障害はこういった体質を持っているだけでは発症しませんが、そこに環境やストレスなど後天的な外因が加わって発症すると考えられます。

パニック障害の治療は薬と精神療法の両面から

薬は原因となっている脳内の神経伝達物質のアンバランスを調整して、パニック発作が起こらないようにコントロールします。しかし薬では、不安がさらなる不安を呼び込むような心の動きまでは治すことはできません。そのために心理教育、認知行動療法、自律訓練法などの精神療法を行います。パニック障害は心と体が互いに深く関わり合う病気ですので、治療も両面から行う必要があります。

パニック障害に対する鍼灸治療

パニック障害の鍼灸治療の方針

・自律神経の状態を整える
・全身の血流を改善
・精神の安定と心身のリラックスを促進

パニック障害の発症にはストレス、自律神経の乱れが深く関わっていると考えられています。
パニック障害に対する当院の鍼灸治療はまず自律神経のバランスを整えることです。鍼やお灸を特定のツボに施すことで交感神経と副交感神経の働きを調整します。パニック障害を抱えている方はストレスや過剰な緊張により交感神経が優位になりやすく、体に多くの負担をかけます。リラックス状態をもたらす副交感神経を高めることでパニック発作の発生頻度の軽減に繋がります。

鍼灸は血行を促進し、全身の血流を改善する効果があります。ストレスがかかると体は緊張し、筋肉の緊張、血管の収縮が起こり、血流が悪くなります。血流が悪くなると酸素や栄養が体の隅々まで届かなくなり、めまいや動悸などの症状を悪化させる可能性があります。
筋緊張を和らげ、血管が拡張し、血流が改善されることで脳や全身に酸素が行き渡り症状緩和に繋がります。

パニック障害の患者さんの中には不安や恐怖を抑えるべきセロトニンが不足している場合もあります。
鍼灸は脳内の神経伝達物質の調整に関与すると考えられています。セロトニンは精神の安定に深く関わる神経伝達物質であり、鍼灸ではセロトニンの放出を増加させる作用があるとされています。
また、鍼灸は交感神経の過剰な活性化を抑制し、副交感神経の活性化を促すことで、心身のリラクゼーション効果をもたらすとされています。

パニック発作が起きたときの対処法

楽な姿勢をとる

発作が起こったら、腹ばいになり、肘を曲げた両腕の中に頭を入れます。あるいは、椅子に座って前にかがみ、頭を膝の間に入るくらいまで下げます。この姿勢によって胸で行っていた呼吸が自然に腹式呼吸になります。

腹式呼吸をする

過呼吸になったら以下の点に注意して呼吸すると呼吸困難が改善し、呼吸のリズムが整います。

・吸う:吐くが1:2になるくらいの割合で呼吸する
 吐くことを意識して呼吸する
・1回の呼吸で10秒くらいかけてゆっくり吐く

神経が安らぐツボを押す

発作が軽ければ、「神門」というツボを押すと効果があります。「すぐよくなる」と唱えながら押さえてみましょう。神経が休まり、気分が落ち着いてきます。

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高田馬場α鍼灸院では、はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術でお客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

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