鼻炎の鍼灸治療。高田馬場はりきゅう院/高田馬場エリアの鍼灸院といえば高田馬場αはりきゅう院

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鼻炎の鍼灸治療。高田馬場はりきゅう院

鼻炎で悩まれている方に読んでほしい鍼灸施術です。鼻炎がなぜ起こるのか東洋医学で説明して鍼灸施術の内容を書いたコラムです。辛い鼻炎を治したい方は高田馬場はりきゅう院へ

鼻炎の鍼灸治療

鼻は、匂いを感じることや呼吸、フィルター、声の響きに大きな役割を持つ大切な器官です。
しかし、様々な原因によってこの役割に大きな影響を及ぼしてしまいます。

・嗅覚

匂いが鼻に入ってきたら、匂いの物質が鼻の粘膜に包まれ鼻の奥にある嗅覚受容体(嗅細胞)に付着し、匂いの情報が電気信号として嗅神経を介し嗅球に伝わり匂いとして脳が感知します。さらにその後大脳の嗅覚野に匂いの情報が伝わると匂いの識別が行われます。

・呼吸

鼻の穴は下向きについているため、鼻に入った空気は一度上方向に流れ、半円を描く様に後方に流れていきます。その際、左右の鼻腔内に広がった中鼻甲介や下鼻甲介が空気の流れを整えスムーズに呼吸できるように働きます。
また、鼻腔内の存在する鼻毛や粘膜はフィルターの役割を持ち、空気中のほこりや異物をとらえ体内への侵入を防ぎ、乾燥した冷たい空気に対しては、鼻腔内で加湿や加温をし肺の負担を減らす働きもします。

・防御反応

鼻に菌やウイルスといった異物が侵入すると知覚神経が働きくしゃみが起こります。
さらに鼻の知覚神経が刺激されると、粘膜から分泌液が分泌され鼻水として異物を体外に排出しようとします。

鼻炎の原因

アレルギー性鼻炎

空気中を浮遊している花粉やハウスダストなどのアレルゲン(抗原)が鼻粘膜に付着すると体内で抗体が作られマスト細胞と結びつき感作という状態になります。この状態になるとマスト細胞から粘膜を刺激しアレルギー症状を引き起こすヒスタミンを放出します。

血管運動性鼻炎(寒暖差アレルギー)

血管運動性鼻炎はの原因はまだはっきり解明されていませんが、自律神経の乱れが影響して起こることが一つの要因と考えられています。

寒暖差によって自律神経が乱れることで、鼻粘膜の血管の働きが不安定になりアレルギー症状を引き起こします。主な症状は水様性鼻漏、鼻づまりですが、反復性のくしゃみを伴うこともあります。

急性鼻炎

急性鼻炎は発症から1~3週間で治癒する鼻炎のことを言います。一般的に鼻かぜと言われるもので、ウイルスや細菌感染で起こりますが、ほこりや紛塵、化学物資、大気汚染物質も要因になります。

慢性鼻炎

慢性鼻炎は、鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどの症状が3ヵ月以上続く状態のことで、季節に関係なく起こる病気です。

特に、慢性鼻炎は鼻の粘膜が長期的に炎症、腫脹しているため鼻腔がふさがり鼻づまりを気にする方が多いです。

原因の多くはアレルギー性鼻炎によるものですが、それ以外はウイルスや細菌による感染症、鼻中隔湾曲、副鼻腔炎などが挙げられます。また、ほこりや化学物質、煙などの刺激物や、ストレスといった精神的要因もあります。

副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔は、上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の四つの空洞があり、ここにウイルスや細菌、アレルギー物質などが付着し炎症を起こすことで副鼻腔炎が発症します。
副鼻腔を覆っている粘膜には粘液を分泌し、繊毛による繊毛運動によって細菌やウイルスの増殖を防いでいます。

しかし、冬場の乾燥や低温、喫煙により繊毛運動の働きが低下すると、粘液がの流れが悪くなり細菌やウイルスなどの異物を排除することができなくなります。その結果、繁殖してしまい副鼻腔の粘膜に炎症を引き起こしてしまいます。

炎症により粘膜が腫れ上がり鼻づまりや細菌やウイルスの増殖によりドロドロした濃が発生し、この濃汁が喉の方に流れ込む後鼻漏も発症します。
濃汁は、黄色の粘液性の強いもので嫌な臭い感じる人もいます。
また、副鼻腔に膿が溜まることで、頭重感、顔の痛みや違和感、歯痛、嗅覚障害、発熱や咳といった症状が出ることもあります。

一般的な副鼻腔炎とは違い、炎症部に好酸球が集まる好酸球性副鼻腔炎の場合は、鼻腔に複数の鼻茸が出現することもあります。

鼻炎の東洋医学

東洋医学でサラサラした鼻水の事を「鼻鼽(びきゅう)」ドロドロして色が付いた鼻水を「鼻淵(びえん)」と呼ばれています。どちらも水の代謝障害でおきると考えられており、冷たい飲食の摂りすぎ、ストレス、過労、虚弱体質で胃腸の働きが低下すると消化吸収ができなくなり飲食の代謝が低下してしまうので、体内に残ってしまいます。体内に残されて余分になった水分は体の生理機能に影響し、肺の機能低下を引き起こします。
東洋医学での「肺」は鼻やのどと関係しており、鼻鼽、鼻淵はこの肺に貯留した湿気から生じたものと考えられています。

鼻鼽は寒飲といった冷えた水分の停滞、鼻淵は肺熱や胃熱と痰濁し鼻腔に停滞していることが原因としています。

鼻炎に対する当院の施術

まずは問診や自律神経測定器を使用して詳しくお身体の状態を確認していきます。

炎症を抑える目的として鼻周囲の経穴に鍼で刺激していきます。状態によっては鍼に電極をつないで刺激をする低周波鍼通電法やお灸も加えていきます。
また、患部に対してのみではなく、東洋医学的観点での肺や胃、大腸の機能改善や、自律神経を整え自然治癒力を上げる体質改善を目的とした施術も同時に行っていきます。

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高田馬場α鍼灸院では、はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術でお客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

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